2019年10月の火災で焼失した那覇市の首里城正殿の復元に向け、内閣府沖縄総合事務局の技術検討委員会は25日、市内で会合を開き、防火対策や資材調達の基本方針をまとめた。正殿に、自動放水するスプリンクラーを設置することや、国産木材での復元などを盛り込んだ。

 火災前の正殿には、景観上の理由などでスプリンクラーがなかった。防火対策では、消防への自動通報装置を設けるほか、消防の進入を妨げないよう、門に自動解錠の仕組みも導入。外部から水を送って放水できる管を、城郭内に埋設する。

 正殿は22年中に着工、26年までに完成する予定。