2019年に茨城県高萩市立中3年の女子生徒=当時(15)=が自殺した問題で、高萩市は25日、第三者委員会の調査報告書の概要を公表した。自殺の理由は、いろいろな事情が複合的に作用したもので「単純明快な説明は困難」と結論付けた。ただ具体的な調査内容は「遺族の意向に配慮する」として、公開しなかった。

 報告書では、遺族や同級生、教諭ら聴取対象を列挙し、遺品の提供を受けたとの部分は公開された。「提言」の項目も公開され、生徒はSOSを何度も出していたのに「学校も家庭も適切な対応が取れなかった」として、自殺予防対策の強化を要請した。