大阪市で17年、当時2歳の養子の娘に虐待を加え死なせたとして、傷害致死や強制わいせつ致傷などの罪に問われた父親今西貴大被告(32)の裁判員裁判で大阪地裁は25日、懲役12年(求刑懲役17年)の判決を言い渡した。

 判決理由で渡部市郎裁判長は、脳神経外科医らの証言から、娘の頭部に硬膜下血腫などが生じたのは、外から加わった強い衝撃が原因と認定した。娘の容体が急変した時、被告と2人きりだったことから、被告が暴行したと判断。「自己の犯罪と向き合わず、反省の情は認められない」と量刑理由を述べた。

 一方、骨折させたとする傷害罪については無罪とした。被告は控訴する方針。