マイナンバーカードを健康保険証として利用できる仕組みの本格運用が、当初予定の3月下旬から10月に延期されることが25日分かった。4日から始まった試験運用で、患者情報が確認できないなどの不具合が相次いで発生。厚生労働省は全国的な運用はできないと判断、スケジュールを見直した。

 政府は2022年度末までに、ほとんどの国民によるカードの取得を目標に掲げている。保険証との一体化で普及に弾みをつける狙いがあったが、当初からつまずいた格好だ。

 厚労省によると不具合は、マイナンバーと保険証をつなぐシステム上に患者の情報が正しく入力されていなかったことが原因という。