建設アスベスト(石綿)京都訴訟で、大阪高裁判決が国とメーカー側に計約2億8500万円の支払いを命じた部分が最高裁で確定したことを受け、厚生労働省側が25日、京都市内で原告らに謝罪した。小林高明大臣官房審議官が「原告の皆様方に深くおわび申し上げます」との田村憲久厚労相の謝罪文を代読した。

 謝罪を受け、夫の大作さん=当時(63)=を亡くした原告団共同代表の義経若枝さん(72)=京都市南区=は「謝罪を述べられても、お金を積まれても亡くなった被害者は帰ってきません」と悔しさを口にした。