熊本県・阿蘇山の観光名所「草千里」で25日、春の訪れを告げる風物詩の「野焼き」があり、草原の枯れ草に火が入れられた。パチパチと音を立てながら炎と白煙が広がると、集まった観光客らは一斉にシャッターを切っていた。

 県によると、野焼きは草原の維持が目的。地元の畜産関係者やボランティアら計約120人が参加し、約70ヘクタールを焼いた。

 阿蘇地域は2016年の熊本地震で、JR豊肥線や熊本市方面につながる国道57号や阿蘇大橋が寸断されたが、いずれも今月までに復旧した。低迷していた観光客数の回復が期待されている。