東京都、8カ月連続で人口流出 2月、コロナ緊急事態宣言影響も

総務省が25日に公表した2月の人口移動報告(外国人含む)によると、東京都の転出者は転入者を1838人上回った。昨年7月から8カ月連続で人口流出に当たる「転出超過」となった。2月は首都圏の緊急事態宣言が継続しており、新型コロナウイルスの厳しい感染状況が影響したとみられる。
転出者は2万9940人、転入者は2万8102人。昨年2月と比べると転出者が14・1%増え、転入者が8・8%減った。
東京都は昨年5月、集計に外国人を加えた2013年7月以降で初めて転出超過となった。6月にいったん転入超過に戻ったが、7月以降は人口流出が続いている。