岐阜市で2020年3月、路上生活者(ホームレス)の渡辺哲哉さん=当時(81)=に石を投げ付けるなどの暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死罪に問われた、当時19歳だった男2人=いずれも(20)=の裁判員裁判で、岐阜地裁(出口博章裁判長)は25日、懲役5年と懲役4年の判決を言い渡した。求刑はそれぞれ、8年と6年だった。

 出口裁判長は判決理由で、事件以前も「石を投げられた被害者が追い掛けてくるスリルを楽しみ、繰り返していた」と指摘。当日は一方的に暴行を加えたとして「執拗で陰湿だ」と非難した。

 少年5人が逮捕され、1人は少年院送致、2人は不起訴処分となった。