マイナンバーカードを健康保険証として利用できる仕組みの本格運用が、当初想定していた3月下旬より大幅に遅れることが25日、厚生労働省への取材で分かった。4日から一部の医療機関や薬局で試験運用が始まったが、患者の情報が確認できないなどの不具合が生じている。厚労省は3月下旬から全国で広く運用を始める方針だったが、利用できるのは少数の施設となる。

 マイナンバーカードを保険証代わりにするには、患者側がカードを取得し、医療機関や薬局が設置した顔認証付きのカードリーダーで保険証の情報を読み取ってもらう必要がある。情報が一致せず、エラーが出るケースが相次いでいるという。