佐賀空港(佐賀市)への陸上自衛隊の輸送機オスプレイ配備計画を巡り、防衛省九州防衛局が配備予定地の一部地権者に対し、1平方メートル当たり4350円の買収額を提示したことが25日、関係者への取材で分かった。予定地は空港西側の約33ヘクタール。買収総額は約14億円に上る。

 予定地の地権者は県有明海漁協南川副支所に所属する漁師ら約250人。九州防衛局は特産のノリ養殖の繁忙期が終わる4月以降に地権者説明会を開く方向で調整しており、開催前の買収額提示は地元の反発を招きそうだ。九州防衛局は取材に「回答を差し控える」としている。