警察庁は25日、2020年中の生活経済事件の摘発状況を公表した。マスクや消毒用アルコールの高額転売など新型コロナウイルス感染拡大に乗じた犯罪の摘発は45件、87人に上った。警察庁幹部は「コロナ禍での社会不安につけ込んだ事件が今後も懸念される」と警戒している。

 警察庁によると、高額転売による国民生活安定緊急措置法違反が19件、25人で最多。コロナへの効能をうたい未承認薬を広告するといった医薬品医療機器法違反が14件、28人で続いた。他は、コロナ禍で資金繰りが苦しくなった飲食店経営者に法定利息を大幅に上回る貸し付けをするなどヤミ金が5件、23人など。