全国の警察が2020年中に摘発した、架空のもうけ話で投資金を集めるなど利殖勧誘事件は38件(前年比3件減)で、被害額は統計のある10年以降最多の4488億6802万円(約3450億円増)に上ったことが25日、警察庁のまとめで分かった。

 20年は磁気健康器具の預託商法を展開した「ジャパンライフ」など巨額詐欺事件が相次いだ。利殖勧誘に関する警察への相談も若年層を中心に増加しており、警察庁は「コロナ禍による収入減で投資や資産運用への関心が高まっている」と分析、警戒を強めている。ジャパンライフ事件では44都道府県の約9900人が計約2090億円をだまし取られた。