世界遺産の日光山輪王寺(栃木県日光市)は24日、江戸時代に建てられ、解体修理中の重要文化財の仏塔「相輪塔」内部で、銅鏡や経典が見つかったと発表した。収蔵物の伝承はあったが、実際に確認されたのは初めて。輪王寺は「内部の収蔵物が明らかになるのは全国的にもまれで、貴重な発見だ」としている。

 寺によると、鏡の製造年代は特定されていないが、経典には明治8年(1875年)との記述があった。同年、現在の場所に移築されたため、この時期に収められた可能性が高いという。

 相輪塔は高さ約15メートル、幅約5メートルで、1643年に建てられた。