1992年バルセロナ五輪の柔道男子71キロ級金メダリストで「平成の三四郎」と称された古賀稔彦(こが・としひこ)さんが24日、川崎市の自宅で死去した。関係者が明らかにした。53歳。佐賀県出身。

 中学、高校の6年間を東京の柔道私塾「講道学舎」で鍛えた。相手を高々と担ぐ芸術的な一本背負い投げを得意とした。膝に重傷を負いながらも頂点に立ったバルセロナの激闘は語り草となっている。

 現役引退後は日本女子代表のコーチを務め、自身の道場「古賀塾」でも指導。2007年に環太平洋大の総監督に就任し、女子で全国屈指の強豪に育てた。関係者によると、昨春ごろから体調を崩していた。