政府は23日、安定的な皇位継承策を議論する有識者会議の初会合を首相官邸で開いた。専門家から意見聴取する項目として10点を確認。女性・女系天皇や、女性皇族が結婚後に皇族を離れる現行制度、旧宮家(旧皇族)男系男子子孫の皇籍復帰の是非が含まれた。座長に清家篤前慶応義塾長を互選。政府は数カ月かけて論点を整理した上で国会に報告し、各党の意向も踏まえて秋までの意見集約を目指す。

 早急な検討を求めた国会の付帯決議から4年、上皇さまの天皇退位から2年近く先送りされてきた議論がようやく始まった。

 菅義偉首相は「さまざまな考え方を分かりやすい形で整理してほしい」と述べた。