船井電機は23日、出版事業を手掛ける秀和システムが子会社を通じて船井電機株の株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。成立すれば船井電機株は上場廃止になる見通し。船井電機はテレビ事業の不振で厳しい経営が続く。秀和システムの傘下に入って販売力を強化し、早期の経営立て直しを目指す。

 買い付け価格は船井電機株1株に対して918円で、24日から5月10日まで実施する。23日の船井電機株の東証終値は733円。船井電機はTOBに賛同し株主に応募を推奨する。

 TOB完了後は、秀和システムの上田智一社長と、NTTぷらら元社長の板東浩二氏が代表取締役に就任予定。