熊本大大学院の研究グループは23日、血液や尿の中に存在する物質を測定することで、新型コロナウイルス感染の有無を判別する新技術を開発したと発表した。血液などにはウイルスが含まれていないとされ、医療従事者が検査時に感染するリスクを抑えられる。2021年度中の実用化を目指す。

 コロナウイルスの遺伝子などが人の体内で分解されてできた「修飾ヌクレオシド」という物質に着目。感染者約200人の血液や尿を解析した結果、コロナ感染によって、2種類の修飾ヌクレオシドの量が上昇することが分かった。また数値が高いほど、重症化や死亡するリスクが高まることも判明した。