全日本柔道連盟(全柔連)コンプライアンス委員会が、ガバナンス(統治)欠如により愛知県連盟に執行部の刷新を求める勧告書案を提出した問題で、全柔連は一連の経緯を理事会に報告していなかったことが23日、関係者の話で分かった。対応を一任された全柔連の山下泰裕会長は同県連の河原月夫会長に口頭での改善要請を行っていた。

 関係者によると、昨年11月にコンプライアンス委から勧告書案を受けた山下会長は同月の常務理事会で、河原会長と面会して注意喚起する方針を伝えた。今年1月に愛知県に出向いて辞任を促すなどしたが、理事に情報共有はなかった。