名古屋市は23日、東日本大震災からの復興のシンボルとなっている岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」から接ぎ木し育てた後継樹の植樹式を、東山動植物園(名古屋市千種区)で開いた。

 一本松は、7万本の松があった陸前高田市の景勝地「高田松原」で震災後に唯一残った松。その後枯れたが、こうした教訓を伝えるため、別の木に一本松の枝を接ぎ木し、後継樹を育てた。

 名古屋市は震災発生直後からこれまでに、延べ約250人の職員を陸前高田市に派遣してきた。こうした縁から7本の後継樹のうち1本が寄贈された。高さは約3メートル。