南海トラフ巨大地震が起きた際、建物のがれきなど災害ごみが37都府県で計約3億トン発生するとの推計を環境省がまとめたことが22日分かった。東日本大震災を受けて2014年に出した推計を見直した。建物耐震化の進展などで14年より減ったが、ほぼ処理を終えるのに3年かかった東日本大震災(約3千万トン)時の10倍。早期の復旧復興には処理の迅速化が欠かせず、環境省は対策の検討を急いでいる。

 がれきや使えなくなった家財などの災害ごみは、地震の揺れのほか津波によっても生じる。推計では津波浸水域の内外をそれぞれ算出し、合計2億9919万4千トンと算出した。