京都地裁(戸崎涼子裁判官)は22日までに、覚醒剤取締法違反の罪に問われた男性に、捜査手続きに重大な違法があるとして無罪を言い渡した。19日付。求刑は懲役4年6月だった。

 男性は、京都市右京区のホテルで2017年8月に覚醒剤を使用したとして起訴された。判決理由で戸崎裁判官は、京都府警の警察官が寝室で、男性がやめてくれと求めているにもかかわらず、写真を撮影したと認定。「任意捜査としての限界を超えており、違法の程度は重大」と指摘した。

 京都地検の北佳子次席検事は「判決内容を精査し、上級庁と協議の上適切に対応したい」とコメントした。