【モスクワ共同】ロシア宇宙当局は22日、福井県が企画した超小型人工衛星「すいせん」を搭載したソユーズロケットをカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げた。自治体が計画の中心となった全国初の取り組み。農業効率化など過疎対策への衛星データ活用や県内の宇宙産業育成に期待がかかる。

 すいせんは宇宙ベンチャー「アクセルスペース」(東京)が開発した地球観測衛星。福井県が主導し、同社や県内企業が協力して製造した。重さ約100キロで、上空600キロから地上にある2・5mの物を識別できる。

 昨年4~9月に打ち上げ予定だったが、新型コロナの影響で延期されていた。