奈良市の東大寺は22日、「お水取り」としても知られ、奈良時代から続く修行「修二会」の完了(満行)を受け会見し「いろいろな方の気持ちが積み重なり実現した」と感謝の意を示した。新型コロナウイルス感染対策で、寺にこもり修行する「練行衆」と呼ばれる僧侶らが事前に隔離生活をし、複数回の検査を受ける異例の対応を取り、参拝者も制限した。

 修二会は大仏開眼の752年から途切れず続き「不退の行法」とも言われる。東大寺二月堂の本尊「十一面観音」にざんげし慈悲を乞い、平和や豊作を祈る。1日に本行が始まり、15日満行を迎えた。