任期満了に伴う山口県萩市長選は21日開票され、自民党の河村建夫元官房長官=衆院山口3区選出=の実弟で無所属新人の田中文夫元県議(72)が、無所属現職の藤道健二市長(61)を破り、初当選した。3区へのくら替えを狙う林芳正参院議員が藤道氏を支援したため、次期衆院選の自民公認候補をにらんだ代理戦とみられたが、河村氏が地盤を死守する形となった。投票率は66・66%。

 3区内の首長選では、2020年4月の美祢市、11月の宇部市で林氏の推す候補が勝利。萩市は河村家の出身地で影響力が強い地盤とされているため、河村氏周辺は「絶対に落とせない選挙」としていた。