昨年7月の豪雨で浸水した熊本県球磨村立渡小のグランドピアノが、福島県いわき市の調律師遠藤洋さん(62)の手で修復され、渡小近くの小学校の体育館で21日、演奏が披露された。村民や児童約200人が、修復後初となる「希望の音色」に聞き入った。

 約3カ月かけて修復した遠藤さんは、ピアノ復興記念式典で「大変な面もあったがとにかくやってみるという姿勢を小学生に伝えたかった」とあいさつ。卒業式で演奏する渡小6年の日当美羽さん(12)は「前よりきれいな音で戻ってきて感動した。球磨村の力になるように弾きたい」と取材に意気込みを語った。