半導体大手ルネサスエレクトロニクスの柴田英利社長兼最高経営責任者(CEO)は21日、オンラインで記者会見を開き、茨城県の工場で火災が起き、生産の一部を停止していることについて説明した。自動車メーカー向けなどの製品供給について「大変大きな影響になると危ぶんでいる」とし、「1カ月以内で生産再開にたどり着きたい」と強調した。

 半導体は自動車向けを中心に世界的に需給が逼迫している。ルネサスは自動車の走行を制御するマイコンでトップシェアを誇り、世界の供給の約2割を担う。生産停止が長期化すれば、自動車生産に波及する可能性がある。