文化庁は各地で発達した多様な食習慣を文化財として保護する取り組みを本格化させる。歴史的背景や文化的価値の調査や、それを伝えるストーリーづくりに乗り出す自治体や民間団体を支援するモデル事業の公募を開始。新設される無形文化財と無形民俗文化財の登録制度の候補発掘につなげる狙いもある。

 公募期間は4月9日まで。新制度への登録を目指すことを条件とし、採択されれば1千万円まで国が費用負担する。

 文化庁は登録に向けた機運醸成を通じた地域活性化や誘客効果も期待しており、作成したストーリーを国内外に伝えるシンポジウム開催やウェブサイト構築といった事業も補助対象となる。