菅義偉首相は21日午前、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式に出席し、自衛隊の最高指揮官として卒業生約500人に訓示した。旧ソ連が崩壊し、過去30年間で自衛隊の任務が変わってきたと指摘。今後30年を見据え「これまでにない課題や脅威が現れ、新たな任務が自衛隊に付与されるのではないか。進んで新しいことに挑戦して、将来の変化に適応してほしい」と呼び掛けた。

 来月予定する米国訪問については「バイデン大統領との個人的信頼関係を深めつつ、日米同盟のさらなる強化にしっかりと取り組む決意だ」と強調。「もはや、どの国も一国のみで自国の平和と安全を守れない」と説明した。