新型コロナウイルス感染拡大防止のため、海外から訪れる東京五輪・パラリンピックの一般観客の受け入れ見送りが20日、決まった。観光業界からは悲痛な声が聞かれ、あるホテルの関係者は「五輪の需要を当て込み開業したホテルは多い。業界には死活問題だ」と肩を落とした。スポンサー企業は「非常に残念だが仕方ない」などと一様に冷静に受け止めた。

 外国からの観戦客による国内旅行需要があると見ていた観光業界には打撃となる。旅行大手の広報担当者は「日本の地域の魅力を世界にアピールする機会が失われた」と嘆いた。専用の乗り放題券を準備していた鉄道会社もあったが、当てが外れた格好だ。