四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を容認した18日の広島高裁異議審決定について、運転差し止めを申し立てた住民側は20日、最高裁への抗告を断念する方針を固めた。異議審決定が確定すれば、今年11月末に3号機の営業運転が再開する見通し。

 関係者によると、住民側弁護団は20日午前、ウェブ会議で今後の対応を話し合った。抗告して最高裁が異議審決定を追認した場合、各地の同種裁判に悪影響を与える恐れがあると判断。抗告せず、山口地裁岩国支部で係争中の本訴に専念することを確認したという。

 3号機は2019年12月から定期検査のため停止中。