新型コロナウイルスは、中国湖北省武漢で最初の症例が報告された2019年末よりも1~2カ月早い10月中旬~11月中旬に湖北省内で出現した可能性があるとの分析結果を、米カリフォルニア大サンディエゴ校などのチームが、米科学誌サイエンス電子版に19日、発表した。

 確率統計学の手法を使って、新型コロナの系統を過去にさかのぼって分析した。

 チームによると、新型コロナのような人獣共通感染症の3分の2以上はパンデミックに発展せずに自然消滅すると考えられている。チームは「このような高い感染力を持つ病原体を検出するには、今のサーベイランス(監視)体制では不十分」と指摘した。