2018~19年に岩手競馬の競走馬から、禁止薬物のボルデノン(筋肉増強剤)が相次いで検出された問題で、競馬法違反の疑いで捜査していた岩手県警が、人為的な混入ではなく、自然発生した薬物成分を摂取した可能性が高いと判断したことが19日、捜査関係者への取材で分かった。同日中に捜査結果の書類を盛岡地検に送付し、捜査を終える方針。

 岩手競馬では、18年7月~19年11月に競走馬計12頭からボルデノンを相次いで検出、レースの休止と再開を繰り返した。盛岡競馬場と水沢競馬場の厩舎から検出したことを受け、県競馬組合は何者かが故意に投与したと判断し、告発状を提出していた。