国内の新型コロナウイルス感染症対策の拠点である国立国際医療研究センターが2020年に約530万件のサイバー攻撃を受けていたことが19日、同センターへの取材で分かった。19年の約120万件から4倍超に急増した。いずれも対策が成功し、研究内容や個人情報の流出はなかった。

 新型コロナ関連の情報を巡り、世界でも医療機関などがサイバー攻撃を受けており、国内でも水面下で激しい攻防が起きていることが浮き彫りになった。

 同センターの美代賢吾医療情報基盤センター長によると、19年のサイバー攻撃は毎月平均して10万件程度だったが、20年は月平均で約44万件に増加した。