【北京共同】北朝鮮外務省は19日、声明を発表し、マレーシアが17日、資金洗浄の罪などに問われた北朝鮮人を米国に引き渡したとして、マレーシアとの外交関係を完全に断絶すると宣言した。朝鮮中央通信が伝えた。

 マレーシア当局は不法資金でぜいたく品を購入、中国経由で北朝鮮に送ったなどとして2019年に北朝鮮人の男を拘束した。米国側は男を「資金洗浄など国際的な犯罪組織のリーダーだ」として引き渡しを要請。マレーシア最高裁は今月9日、米司法当局に引き渡す決定を下した。

 マレーシアメディアによると、男は数十年にわたり東南アジア各国を拠点に武器などを買い付けていたとされる。