日本生命保険が2021年度からの3年間で、保有する地方銀行の株式を簿価ベースで250億円程度売却する方向で調整していることが18日分かった。40行超の地銀に対して意向を伝えた。自己資本の積み増しなどを促す25年導入の国際規制に対応するため約1千億円の国内株式を手放す一環で、業績が低調な地銀株を優先して売却する。

 明治安田生命保険など他の大手生保も地銀の大株主で、同様の動きが広がる可能性がある。関係者によると、日生が売却する割合は地銀によって異なるものの、全て売るケースもある。

 全国の地銀約100行のうち、日生が株主なのは約8割を占める。