陸上自衛隊は18日、電子戦を専門とする新たな部隊「第301電子戦中隊」を健軍駐屯地(熊本市)に発足させた。隊員約80人で、最新式の「ネットワーク電子戦システム」を配備。有事には電磁波を使い、相手の通信やレーダーなどを妨害する任務に当たる。統合幕僚監部には同日、宇宙分野の装備品研究などを担う5人編成の「宇宙領域企画班」が新設された。

 電子戦部隊は2021年度、九州、沖縄を中心に増強する方針だ。

 陸自によると、21年度に部隊を置くのは留萌(北海道)、朝霞(東京)、相浦(長崎)、奄美(鹿児島)、那覇の各駐屯地と知念分屯地(沖縄)。朝霞の部隊が司令部となる。