【アムステルダム共同】欧州連合(EU)欧州委員会は17日、新型コロナウイルス禍で移動制限措置が敷かれた域内での市民の移動を容易にするため、ワクチン接種や感染検査結果、感染からの回復などの情報を公的に示す域内共通の「デジタル・グリーン証明書」制度導入を加盟国に提案した。夏の観光シーズンまでに加盟国と欧州議会の承認を得て実用化する考えだ。

 ギリシャやスペインなど観光が経済を支える南欧を中心に、同制度の構築をEU当局に強く求める声が出ていた。

 証明書はスマートフォンで表示し、越境や旅客機搭乗などの際に示すことを想定している。書面も発行する。