世界遺産・厳島神社がある宮島(広島県廿日市市)を訪れる観光客らに1人100円を課税する「宮島訪問税」の条例が16日までに、廿日市市議会で可決された。徴収システムの導入に2年程度かかる見通しで、市は新型コロナウイルスの影響も見極めて施行日を決める。

 訪問税は、フェリーで来島する観光客らの運賃に上乗せして徴収する。島民や通勤・通学者、未就学児、修学旅行生などは対象外とする。税収は島のトイレの維持管理など観光関連施設の整備に充てる方針。

 宮島の来島者数がコロナ以前の水準まで回復すれば5年間で約15億円の税収が見込めると推算している。