法務省は16日、知的障害や精神障害などがある性犯罪被害者を対象に、検察と警察が連携し、一括して被害状況を聞き取る「代表者聴取」を、一部の事件で4月から試行すると発表した。被害者団体から、聴取時の心情への配慮などを求める声が上がっていた。上川陽子法相は同日の記者会見で「引き続き性犯罪・性暴力の根絶、被害者支援に全力で取り組む」と述べた。

 代表者聴取は、虐待などの被害を受けた子どもに対して2015年から導入されている。「司法面接」や「協同面接」と呼ばれ、繰り返し被害を証言することによる心理的な負担の軽減などが目的で、児童相談所と警察、検察が連携して行う。