NTT西日本は15日、狂言師の野村萬斎さんと連携して、仮想現実(VR)技術を活用した狂言の動画配信サービスを2021年度中に始めると発表した。舞台上に複数の360度カメラを設置し、視聴者は好みの視点を選ぶことができる。新型コロナウイルス流行で外出が難しい中、新たな鑑賞方法を提案する。

 萬斎さんは東京都内の記者会見で「狂言の面白みが広がり、新しい伝承につながる」と期待を寄せた。NTT西の小林充佳社長は「デジタル技術を使ってより狂言に親しんでいただきたい」と述べた。VR動画はスマートフォンの画面から視聴できる。