東日本大震災で津波に襲われ、180人が亡くなった仙台市沿岸部の荒浜地区に13日、仏教やキリスト教、イスラム教など12の宗教・宗派の指導者が集まり、犠牲者を鎮魂した。発生から10年を過ぎた被災地の復興も祈願した。

 横殴りの雨が降る悪天候の中、キリスト教団体「日本聖公会」の植松誠主教は「(多くの)尊い命が失われた。心を一つにして祈りたい」とあいさつ。津波跡地に置かれた鐘の前で約30人の宗教者が順番に、それぞれ祈りの言葉をささげた。

 この行事は震災翌年の2012年から昨年を除き毎年3月、岩手、宮城、福島3県で行われている。今年で9回目。