【ワシントン共同】日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国は12日、初の首脳会合終了後に共同声明を発表し、連携して新型コロナウイルスワクチンの生産、供給を拡大すると表明した。作業部会を設置し、来年末までに10億回分を供給する。「民主的価値に支えられ、威圧に制約されないインド太平洋地域に向け尽力する」と宣言し、名指しは避けながらも強権的な姿勢を取る中国をけん制した。

 共同声明は、東シナ海と南シナ海で「ルールに基づく海洋秩序への挑戦」に協力して対応すると強調。コロナ対策でも共同歩調を打ち出し、積極的な「ワクチン外交」を展開する中国に対抗する姿勢を示した。