日本相撲協会が12日に東京都墨田区の両国国技館で開いた理事会で、2020年度の収支決算が約50億円の赤字と報告されたことが判明した。出席者が明らかにした。新型コロナウイルスの影響による観客数制限で、チケットの売り上げが大幅に減るなど大打撃を受けた。29日の評議員会で正式に承認される予定。

 八百長問題に絡む1場所中止などで約49億円の赤字だった11年度を上回る。相撲協会はその後に人気を回復させ、19年度まで5年連続の黒字を計上していた。

 巡業は昨年の春巡業から全て中止となっており、収入減の大きな一因となった。