2021年春闘は終盤を迎え、電機大手は12日、賃金水準を底上げするベースアップ(ベア)について、月額500~千円を軸に労使がせめぎ合いを続けた。20年には1500円を回答した社があり、前年並みへ上積みを目指す労働組合の動きもみられる。業績の違いを背景に妥結額は各社でばらつきそうだ。経営側は17日に回答する。

 電機大手の労働組合はベア要求額を前年の3千円から千円引き下げ、2千円を統一要求している。

 経営側は新型コロナウイルス感染症の先行きが見通せないことなどから、大幅な賃上げには慎重だ。労組側は新型コロナに伴う手当の拡充など働く環境の改善も求めている。