東京電力福島第1原発事故によって福島県会津若松市に移転している大熊町立大熊中で12日、卒業式が開かれた。生徒数の減少で、4月から同市内にある町立小と同じ校舎を使うことが決まっており、2013年から使用してきたプレハブ校舎の最後の日となった。

 同校舎では最大時約120人が学んだが、在校生は3年生の女子3人のみ。式には過去の卒業生や、町立小の児童が駆け付け門出を祝った。生徒と児童は学校行事を一緒に行うなど交流があった。

 卒業する東理このみさん(15)は「思い出が詰まった仮設校舎がなくなるのは寂しいけど、また3人でこの場所に集まりたい」とほほ笑んだ。