【ワシントン共同】人道的な移民政策への転換を掲げるバイデン米政権の発足に伴い、米南部のメキシコ国境で、親の同伴なしで入国を試みる子どもが急増している。新型コロナウイルスの影響もあって米側の収容施設は逼迫。人道重視の姿勢が招いた危機との指摘も出始め、政権の試練となっている。

 米メディアによると10日時点で、親なしで入国を試みた約3700人が税関・国境警備局(CBP)に拘束され施設に収容されており、2週間で3倍に急増した。規則では72時間以内に厚生省に引き渡して親類や里親を見つける必要があるが、同省側の施設でも子どもを安全に収容できるベッドが足りていない。