【ロンドン共同】欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)は11日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを接種した後に血栓ができる複数の症例が域内で報告され、調査をしていると発表した。死亡例もあり、一部の国で接種が中断されたが、現時点で接種との因果関係を示す形跡は見られないとしている。

 アストラゼネカは日本でもワクチンの承認申請を出し、厚生労働省が審査中。承認されれば原液が日本国内で製造される。

 EMAによると、10日の時点で、EUを含む欧州諸国で同社製を接種した500万人近くのうち、血栓関連の30の症例が報告された。