近畿日本ツーリストを傘下に持つ旅行大手KNT―CTホールディングスは9日、20年12月末時点で負債が資産を上回り、34億円の債務超過に陥ったと発表した。21年3月期連結業績予想も下方修正し、純損益の赤字が従来見通しの170億円から、370億円に拡大すると公表した。13年のKNT発足以降、最大の赤字となる。新型コロナ再流行が響く。

 売上高見通しも1400億円から870億円へ大幅に引き下げた。昨年12月末時点で現金など500億円を保有しており、当面の資金繰りに問題はないとしている。

 今年1月に募集した希望退職には従業員の約2割に当たる1376人が応募した。