加藤勝信官房長官は9日の記者会見で、米ファイザー社の新型コロナウイルスワクチンについて、1瓶当たりの注射回数を当初予定の6回から5回に減らす方針としたことで、1回分は廃棄されるケースが多くなるとの見方を示した。「接種しきれなかった薬液は基本的に廃棄されると承知している」と述べた。

 1瓶から6回接種するには特殊な注射器が必要だが、政府は現時点で十分な数を確保できていない。政府関係者によると、5回しか打てない通常の注射器を使うとシリンジ(注射筒)の中に一部が残ってしまい、薬液を全て使い切れないという。