資生堂が9日発表した20年12月期連結決算は純損益が116億円の赤字(前期は735億円の黒字)となった。新型コロナ感染拡大で、主力の国内化粧品事業が低迷した。赤字は決算期を変更する前の13年3月期以来となる。

 売上高は前期比18・6%減の9208億円だった。日本事業の売上高は29・7%減と大きく落ち込んだ。新型コロナによる小売店の臨時休業や訪日外国人減少が響いた。

 21年12月期業績予想は売上高が前期比19・4%増の1兆1千億円、純損益は115億円の黒字とした。

 魚谷雅彦社長はオンラインで記者会見し「店頭にお客さまが来られず、つらい状況」と述べた。